不眠症の治療として当院でも指導することのある刺激コントロール法です。「ベッドに入ること」 = 「眠れない」という恐れや考えを修正していく行動療法の1種です。ベッドで寝つきが悪くてごろごろして、悪循環に陥っている方は一度、試してみてください。
刺激コントロール法
①眠い時だけベッドに入る
②ベッドにいるときはテレビ、読書、食事をしない。考え事もしない。(ベッドは寝る目的にだけ利用する)
③20分眠れなかったら起きて他の部屋に行く。読書をしたり、ゆったりとした音楽などを聴いてリラックスする。食事を食べたり、テレビをみたりと楽しいことは禁止。眠い時だけベッドに戻る。夜の間ずっと続ける。
④休日も含めて毎朝同じ時間に目覚ましをセットして起きる
⑤昼間は昼寝しない
20分眠れないときは
1回起きて、ゆったり過ごす
眠くなったらもう一度布団に入りましょう
1日だけやっても効果はありません。長期的に続けてみてください。通院中の患者様は主治医と相談しながら行ってください。
睡眠障害、特に不眠症でお困りの方は当院へご相談ください。