大人のADHD(注意欠陥・多動性障害)

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は

不注意(集中できず、気が散りやすい/忘れっぽい)

多動性(じっとしていられず、落ち着きがない)

衝動性(順番を待てない/しゃべり終えるのを待てない)

の3つを特徴とした発達障害の1つです。大人は不注意型が多いと言われています。

  • 片付けができない
  • 一つのことに集中できない
  • 仕事のミスが多い
  • 物忘れが目立つ
  • 忘れ物が多い
  • 仕事が覚えられない
  • 他のことを言われると、今やっていることを忘れてしまう
  • 予定がたてられない
  • 約束の時間を守れない
  • 約束や用事をよく忘れる
  • 順序立てるのが苦手

などの症状で困ってみえる方が多いです。

スクリーニング検査としてASRS-v1.1が有名ですのでご紹介いたします

①物事を行なうにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。
②計画性を要する作業を行なう際に、作業を順序だてるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。
③約束や、しなければならない用事を忘れたことが、どのくらいの頻度でありますか。
④じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。
⑤長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。
⑥まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが、どのくらいの頻度でありますか。

上記の6項目を評価いたします。診断には小さいころの症状、現在の症状、診断基準、心理検査(必要に応じて)等を総合して診断いたします。

 

当院ではADHDに対して診断の上、薬物療法(2種類あります)、カウンセリング(保険適用外)を行っています。

ADHDの症状があってお困りの方は当院へご相談ください。

投稿者: かわせみクリニック

「金町駅前心療内科かわせみクリニック」のブログです。